Earth hacks

デカボアワードウィナー

第一回デカボアワードのグランプリを受賞した
プロジェクトをご紹介します

  • ビジネスインパクト部門  
    グランプリ

    ビジネスを加速させている
    デカボプロジェクト

    デカボを通じて、
    自社ビジネスおよび社会にインパクトを
    残すことに
    成功した取り組みを表彰します。

    ピープルポート株式会社環境にも、人にもやさしい
    エシカルパソコン
    「ZERO PC」

    受賞の理由

    企業から廃棄されるパソコンを回収し、整備して再生、「エシカルパソコンZERO PC」として販売するリユース事業を展開。回収品の買取金は、子どもの教育支援を行うNPOに寄付。整備の仕事は日本に逃れてきた難民の人たちが担い、「誰もが自分らしく生きられる社会」を目指しています。
    審査員のトラウデン直美さんは、「脱炭素というポイントだけでなく、難民の方の雇用や半導体不足など、多方面に問題を解決している点が素晴らしいという意見が審査員内で一致しました」とコメント。株式会社グランドレベル 代表取締役 田中元子さんは「新品の最先端のものが一番という考え方から、自分にはこの程度のスペックがむしろ良い、作られ方に共感するなど、パソコンの選択基準に主体性をもたらしてくれる点も刺激的でした。」と、価値観の変化を生み出しているというポイントを評価しました。

  • ソーシャルインサイト部門  
    グランプリ

    楽しい・おいしい・やってみたい!
    行動を刺激しているデカボプロジェクト

    生活者のニーズをとらえたアイデアで、 すすんで行動したくなる あたらしいアクションを生み出している デカボの取り組みを表彰します。

    鈴廣かまぼこ株式会社小田原の自然を活用した脱炭素

    受賞の理由

    慶応元年(1865年)に創業され、箱根・小田原を拠点にかまぼこづくりから地球の未来と健康への貢献を目指し事業を展開。「魚のいのちをいただきながら商いをする責任」を問い続け、食の資源循環モデルの取り組みや小田原の土地を活かした再生可能エネルギーの取り組みにも注力されています。
    審査員の総合地球環境学研究所教授 浅利美鈴さんは「"海と陸を繋ぐ"を形にしている点がすばらしく、地域で脱炭素を実現し、ドミノ形式で日本中に広げるモデルにふさわしいと思いました。」とコメントし、社会起業家・株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役社長 田口一成さんは「SDGs目標のうちのどれかに取り組むという企業が多いですが、一つの事業活動を通してどれだけ多方面に大きな社会的影響を及ぼすことができるかというのも大事。このような企業姿勢を消費者が見ることによって、商品を選択していくことに繋がっていけば良い。それを象徴するようなケースではないでしょうか」と、取り組みの幅広さを評価しました。

  • 審査員特別賞

    株式会社東京チェンソーズ1本まるごと販売

    受賞の理由

    東京の最西端檜原村から「林業をもっと自由に!」をスローガンに、柔軟な発想で、森の価値を最大化し、森と街の共生を目指す林業会社。1本の木の根っこから枝・葉までを販売する“1本まるごと販売”を通じて、従来の木の価値観をかえる事業を展開しています。
    審査員の田口さんは「林業の難しい問題をポジティブにしていく、価値とされていないものに価値を与える試みは勇気を与える。今後も継続して取り組むことで希望が生まれるのではと、みんなで応援すべきという評価になりました」と審査員特別賞授賞の経緯を説明。トラウデンさんは「自然がつくるユニークネスを楽しもうよという姿勢がすごく素敵だなと思いました。この先どのように広がっていくかが楽しみだったので、審査員みんなで特別賞を設定しようとなりました。」と今後の期待を語りました。

ノミネートプロジェクト※順不同

  • Hamee不要なプラスチック製品を
    「つかうプロダクト」へ
    新たなリサイクルサービス
    「ParallelPlastics」

  • ピープルポート環境にも、人にもやさしいエシカルパソコン
    「ZERO PC」

  • 東京チェンソーズ"森のヘンテコ素材”で木の価値観を変える
    「1本まるごと販売」

  • Red Yellow And Green食事で地球をよくする
    野菜不足を解消するラクチンごはん
    「Grino」

  • コアレックス環境循環型リサイクルトイレットペーパー
    「スマートフラワー」

  • 京都紋付黒染めサービス
    (衣類のアップサイクルプロジェクト)
    KUROZOME REWEAR FROM KYOTO「K」

  • 鈴廣小田原の自然を活用した脱炭素